「はじめの一歩を踏み出そう」という本を読みました
- 2014/12/01
- 中橋
こんにちは。ディレクターの中橋です。
最近あるキッカケで「はじめの一歩を踏み出そう」という本を読みました。
著者はスモールビジネスを中心に経営コンサルを行ってきたコンサルタントの方で、
起業家が立ち上げた事業を成功させる為のアドバイスが書かれています。
自分としては仕事をする上で大変参考になったので紹介してみたいと思います。
まず、事業を立ち上げて成功させるには、
- 起業家
- マネージャー
- 職人
という3つの概念、人格が必要だそうで、最高の結果を出すにはそれぞれのバランスが重要であると。
にも関わらず、失敗するパターンでは大抵いづれかの人格が強すぎたりそれしか持ちあわせておらず、
そのまま事業を進めていくとやがて壁にぶち当たり、壁を乗り越えられず、事業縮小や倒産に至るパターンなのだそうです。
・起業家
理想を追い求める革新者で未来に生きている人
・マネージャー
計画し実行する管理者で現実主義者
・職人
手に職をもってモノを作る個人主義者で現在を生きている
ともすれば対立しがちなこの3つの人格が、ガッチリと噛み合った時に事業は大きく成功する、
という切り口での理論が面白かったです。
自分もいつか事業を作りたいと考える中では、理解しておくべき考え方だと思いました。
それと、人材戦略について書かれていたことで、
自分の仕事がどう利益などに影響するのか?が分からないと組織の中にいるメンバーはやる気を失う、とあり、
個々の仕事や工夫がその結果にどう結びついたのか?を知る事、伝える事が、人と仕事をする上で重要なのだと改めて思いました。
僕はディレクターという事で、基本的にはマネージャーの性格が強いなとは思いますが、
起業するしないに関わらず、ある場面では起業家や職人といった人格をもって仕事に取り組むことで、
もっと大きな成果を出すべくこれからも精進していきたいと思いました。