CREATOR BLOG

サービスデザインの為にユーザーニーズを探る

2015/06/10
鈴木潤一
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こんにちは。すーさんです。
前回は僕の考えるデザインのプロセスを紹介しました、今回はもう少しブレイクダウンしてユーザーニーズを理解する為の活動をご紹介できればと思います。

活動内容

サービスをデザインする上で、この表現や文言は本当に僕らの想定するターゲットに受け入れられるのか?受け入れた上でどのような感覚を持つのか?常に考えながらデザインしますが、デスクの前で考えるだけでは限界があります。

GreenSnapでは、ユーザーニーズを理解するために、以下の様な活動を積極的に行いデザインに反映しています。

  1. ユーザーインタビュー
  2. 公式SNSアカウント運用
  3. 展示会出展

1)ユーザーインタビュー

サービスリリース前は社内の植物好きや近場のお花屋さんに、リリース後はヘビーに使ってくれているユーザーさんを中心に継続的に行っています。

ポイント

自分たちの考えている仮説の反応を見つつ、植物を好きな人達の根本的な欲求を引き出して、新たな気づきを得る事が大きな目的です。まだまだブラッシュアップ中ですが以下の様な事に気をつけています。

  • 最低限聞きたい事はインタビューシートで持参
  • 場所はリラックスできるカフェなど
  • 本音を聞き出せるように、一問一答形式では無くラフな会話形式

2)公式SNSアカウント運用

GreenSnapではFacebookInstagramTwitterの公式アカウントを運用しています。

この公式SNSアカウントを運用する中で、さまざまな気づきがありました。やらないとわからない事ばかりです。

気づき

  • どんな投稿が、どのSNSで反応が良いのかリアルな感覚を理解。
  • 応援メッセージや困り事の相談など、GreenSnapユーザーさんと、とにかく近い距離感でコミュニケーションすることでリアルなニーズを理解。
  • 植物業界の知り合いはまったく居なかったのですが、地道に続けることで少しづつ輪が広がるのを実感。

Twitter

Facebook

Instagram

 

3)展示会出展

 

明日から3日間フラワーガーデンショウ出展します。@幕張メッセです。 #2015fgshow 是非来て下さい みどりで、つながるGreenSnapさん(@greensnap.jp)が投稿した写真 -

フラワーガーデンショーという比較的大きめの展示会に出展して、チラシを配りまくりました(笑)
デザインとはまったく関係なさそうなんですが、どうすればチラシをもらって頂けるか?見てもらった上でGreenSnapを簡単に理解してもらう説明は何が適切か?一日に何千枚というチラシを配る中でひたすら行動を改善し続けました。

最初は「自分の植物アルバムが作れるアプリです〜ダウンロードしてみてくださいね」と説明していたんですがあまり響かず。。。途中で「素敵な植物の写真が沢山あるんです!まずはグリーンスナップと検索してくださいね〜」と変えてみたらものすごく反応が良くなりビックリしました(゜o゜;「誰に何が響くのか」実体験できたのは非常に大きな経験です

最後に

いかがでしたでしょうか。一見デザインとは関係なさそうな活動ですが、ユーザーニーズを理解したサービスデザインは必ず効果が出てきます。ぜひお試し下さい!

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